『お店のコンセプト作り』 の項でもおすすめしましたが、卸し問屋の見学などによって、あなたの
雑貨ショップで取り扱う商品構成の具体的なイメージもかたまってきたら、次はお店の物件
(店舗)探しです。
「あなたの雑貨店(雑貨ショップ)をどこにオープンするのか」は、これから先の
ビジネスが 成功するか? 失敗するか?
を左右する重要な要因のひとつですから、できるだけあせらず、慎重に決断しなければなりません。
あらかじめ以前からメボシをつけている物件があったり、自分や家族・親族などが所有する物件を
利用してお店を開こうとしている人は別として、まったくのゼロから探しはじめる場合は
「どこであなたの雑貨店(雑貨ショップ)を開業するのか?」
まずはエリア(出店地域)を選定する作業からはじめましょう!
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東京・大阪などの大都会では、電車の駅ごとにそれぞれ大なり小なりの街が形成され、エリアの
選定も広大になります・・・ また、家賃などの金銭的問題も複雑にからんできますから、どのあたりに
出店するかもかんたんには決まらないですよね?
その反対に地方都市の場合は、ある程度の数のお店が集まっている商業集積地域はその
ほとんどが、駅周辺か郊外のショッピング・モールなどに集中しています。
交通機関の幹線道や住宅密集地、またはその地方ならではの雑貨ショップにむいた穴場スポット
などももエリアが限定されていますから、どのあたりに
出店するのか? できるのか? も自然と決まってくると思います。
どこにお店を開くか?は今後ビジネスとして継続してゆくうえでも、商品の次に重要なポイントですが、
どのような雑貨商品を販売するのかも、場所選びに大きくかかわってきます。
わかりやすい例で紹介しますと、仮にひと月の売上げ目標を250万円とした場合、25日営業では
1日10万円の売上げをあげなければなりません。
これを客単価が5万円の雑貨を売るならば、1日に2人のお客さんで目標をクリアーできますが、
客単価1000円の雑貨を売るならば、1日に100人、1日9時間営業で、1時間に11人のお客さんが
購入してくれないと目標はクリアーできません。
1日に2人のお客さんならば、商業地から離れた人通りの少ないロケーションでも、2〜3台を駐車
できるようなスペースがあれば、商品次第でお客さんを呼び込むこともできますが、1日100人が
目標ならば、それなりの人通りのある商業地区(繁華街)でなければまず無理です。
そのような面からも、はじめて小さな雑貨店(雑貨ショップ)を開くあなたにアドバイスしたいのは、
できるだけあなたの土地勘のある地域での開業をめざすべきです。
あなたの行動テリトリーの範囲内ならば数字(通行量)などのデーターではなく、あなたがこれまで
生活してきた歳月の中で蓄積している 「生きたデーター」 が店舗物件の立地の 良し、悪し を
感覚で判断してくれます。
利便性やまわりの雰囲気などから 「果たして、その場所があなたのお店に適しているのか?」
もよくわかるはずです。
もしあなたが、若者向けの商品を扱った小さな雑貨店(雑貨ショップ)を開こうとしているならば、
どのあたりにお店の購買層となる若者たちが集まっているのかも土地勘があれば容易に推測
できるからです。
またさきほどの例のように、ある程度単価の高い商品を扱う場合は、数台の駐車スペースが確保
できるようならば、商業地域でなくても交通の便が比較的良好で閑静な住宅街などにあえて
開くなど、同業ショップの少ない場所を選んで出店するという方法(選択)もあります。
ただしこの場合注意するべきことは、ケーキ屋さん、花屋さん、カフェなどのように雑貨店と客層の
比較的似かよった業種が数店で小規模のショッピングモール(マンションなどの集合住宅の1〜2階
部分で展開)などを構成しているようなパターンでは、各店舗の相乗効果も得られ、ビジネスとして
軌道に乗りやすいといえますが、あなたの雑貨店だけが単独店舗としてこのような商業地域ではない
エリアに出店する場合は、お店としての存在を認識してもらうためにもある程度の店舗スペース
(最低でも20坪以上)と目に付くような外装・看板等が必要になります。
その点からも、小さな雑貨店(5坪前後)の場合は、オープン時からすぐに軌道に乗せることは
むずかしく、このようなロケーションでは、時間をかけて優良な顧客をつかんでお店のファンを
徐々に増やしてゆかなければならないでしょう。
このようにさまざまな角度からよく考慮したうえで、まずはあなたの希望するエリアを
3〜5ヶ所ほどピック・アップして、優先順位をつけて探してみることにしましょう!
そこで次項からは、あなたのお店に適した場所を探すためのさまざまな方法をご紹介してゆきます。
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