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  雑貨店、雑貨屋、雑貨ショップのクレジットカードの取り扱い方法の解説

  今日、ほとんどの成人の方は何らかのクレジット機能付きカードの数枚は持たれていると思います。
  「 ○○の提携カードでお買い上げごとにポイントがつきます!」
  という感じで、今や本当にカード社会になっています。

  ある市場調査会社の統計では、、お買い上げ金額が5000円を超えるとお客さんのカード使用率は
  高くなり、不況になるとその金額は下降してゆく傾向にあるそうです。

  現在のカードにはどれも使用額に対してのポイントが毎月加算され、その合計によってさまざまな
  サービスと交換可能できるようなシステムになっていますから、現金を持っていてもカードを使用して
  買い物をされるお客さんは年々増えています。

  しかし、ショップ(販売店)にとっては、クレジット・カードで商品を買われるとお買い上げ金額の5%
  手数料として、カード会社に取られてしまいます。

  そこでこの章では、雑貨ショップの利益率に大きな影響を及ぼすクレジットカードの取り扱いに
  関して解説してゆきます。

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  たとえばブティックのスタッフが、がんばって接客して金持ちのお客さんに10万円のスーツを
  販売した場合、お買い上げ金額は消費税5%が加算されて105000円になります。

  その金額に対して、カード会社に支払う手数料が
  105000円 × 5% = 5250円  になります。

  この5%の手数料はお買い上げの合計金額に対して加算されるので、税金に対しても手数料が
  取られるのは何か釈然としませんが、消費税分も計算にふくまれます。

  お買い上げいただいたスーツの利益が仮に4割あるとすると

  ■ 現金で販売した場合    100000円 × 40% = 40000円

  ■ カードで販売した場合   100000円 × 40% − 5250円 = 34250円

  というように、現金販売ならば40000円の利益がカードを使用されると、13%も少なくなります。

  売り上げ総額に占める、クレジット・カードの使用率が高まれば当然、お店の利益率が
  下がっていきます。ひとつの商品に限ってみればわずかでも、「チリもつもればなんとやら・・」で、
  これが1年間のトータルとなれば、かなりの額になります。

  また販売から、売り上げ代金の入金までにタイム・ロスがあるため、小さなショップにとっては
  その割合がふえれば、商品の仕入れにも支障が生じます。

  特に、JCBやVISAカードの「ボーナス一括払い」の支払方法を選択されると、お店の口座への
  入金日は下図のようになります。

期  間  締切日 振 込 み 日
  12/16 〜  6/15 7/15 7月末日
  7/16  〜 11/15 12/15 12月末日
         ※ こちらの期間等は変更されることがありますので提携契約時にご確認下さい。

  たとえば、12月の16日にお客さんがJ CBカードで3万円の商品を「夏のボーナス一括払い」で
  お買い上げになると、カード会社からあなたのショップに代金が振り込まれるのは、翌年の7月31日
  (平日末日)となってしまい、現金が入ってくるまでに最長で7ヶ月半もかかってしまいます・・・

  資金的に余裕がある場合は問題ないのですが、少ない運転資金でやりくりしている場合では
  ほんとにたまりません。商品が売れても次に仕入れる資金に事欠くことにもなりかねません。 

  一般的なカード会社の「一括払い」での入金パターンは

 ■ V I S A、J C B、D C、ニコス など
 毎月1日〜15日までの売上         その月の末日
 毎月1日〜15日までの売上         翌月の15日
 ■ U Cカード など
 毎月5日〜20日までの売上         翌月の5日
 毎月21日〜翌月4日までの売上      翌月20日

  というようになってます。

  信販系のカード会社は、お客さんが「2回払い」の支払方法を選択しても、上記の〆日にしたがって
  一括(全額)入金されますが、JCBやVISAカードはお店への入金も2回に分割されます。

  各カード会社によって、支払い方法は違いますが、大手の有名カード会社ほど加盟店(販売店)に
  対しての支払い条件が厳しい傾向があります。

  各カード会社との契約は「開業準備」の項目でも解説しましたが、それぞれ個別に契約します。

  お店でのカードの取り扱い、精算方法としては、電話回線に接続する端末(カードリーダー、ポス)と
  手動インプリンターの二通りがあります。

  端末(カードリーダー、ポス)の場合は、お客さんのカードを機械に通して
  販売金額を入力すると、自動的に承認番号がとれた伝票が印刷されて出てきます。

  もし、そのカードに盗難や限度額オーバー、有効期限切れ、などの問題があった場合は、
  「取り扱い不能!」と印刷された伝票が即座に発行されますから、とっても便利です。

  手動インプリンターの場合は、お客さんのカードを機械にはめ込み、
  各カード会社指定の専用用紙を上に乗せ、日付をあわせてから、押し刷りします。

  手動の場合で注意しておかなければならないのは、販売価格が3万円(品目によって異なる)を
  超える時には、必ず使用カード会社の指定番号に電話して承認番号をもらわなければなりません。
  
  その場合、承認番号がおりるまで2〜5分の間、待っていただくコトになり、お客さんに対しては
  あまり感じ良くありません。(もちろん、その間の電話代もかかります)

  しかし、承認番号をもらわないで3万円以上の商品を販売して、そのカードが盗難や限度額オーバー
  などの理由で使用不可能なカードであった場合には、売り上げ代金の振込みは拒否されます。

  その反対に端末の場合は、電話回線でつながっていますから3万円超でも、すぐに承認番号が
  取れてお客さんへの対応もスピーディです。

  端末ポスの機械は、各カード会社で取り扱っていて、価格はおおよそ1万円前後になります。
  サイズは大小さまざまで、レジ周辺に設置するコトになりますから、レジ周りのスペースにあわせて
  選んでください。

  現在はクレジット・カードのほかにも銀行系のデビット・カードもジョジョに普及して来てますから、
  同じ端末なら先のコトも考えて兼用タイプがオススメです。

  手動インプリンターは、3000〜8000円くらいで、各カード会社オリジナルの機種もあり、
  交渉しだいではサービスしてくれる会社もあります。

  端末ポスの機械もキャンペーン期間中やカード会社の方針などで、無料貸し出ししてくれるコトも
  ありますから、問い合わせてみてください。

  端末ポスは、電話回線を利用して各カード会社に入力情報を伝達しますから、通話中の間は、
  カードの処理をおこなうことはできません。

  これに不都合がある場合、毎月の基本電話料はアップしますが、お店の回線をISDN等か専用の
  ルーターに変更する必要があります。こうしておけば電話を使用中でもカードの入力処理は同時に
  できるようになります。

  そして、端末ポスを導入した場合のもうひとつの大きなメリットとしては、カード〆日の事務処理の
  軽減があげられます。

  端末ポスの場合は、電話回線を通して即座に売り上げ情報がセンターと呼ばれる、すべての
  カードの集計場所に送信されますからなにもしなくても、各〆日ごとにキチンと指定口座に
  入金されますが、手動インプリンターの売り上げ票は、〆日前にそれぞれのカード会社が指定した
  集計用紙に記入して、専用の封筒を簡易書留で郵送しなければなりません。

  J C B カードの売り上げ伝票はJ C B の会社へ・・・

  V I S Aカードの売り上げ伝票はV I S A の会社へ・・・

  カードの売り上げ数にもよりますが、毎月異なる〆日ごとに集計してそれぞれの会社に
  郵送するのは、結構めんどくさい作業となります。 

  うっかり忘れて、〆日を過ぎてしまったり、祭日で郵送の到着が遅れた場合は、
  次の〆日の売り上げとして処理されますので、当然お店への入金が遅れることとなります。

  端末か?手動インプリンターか?どちらにするか?

  まずオープン当初は、手動タイプにしておいて、お客さんのカード利用率がどれくらいになるか?
  しばらく様子をみてから決めても良いと思います。

  なお、各会社の手数料、支払期間等は変更になることもしばしばありますので、くわしい内容は
  提携契約時に確認して下さい。

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